西洋における日本の食文化とその成長

現在、日本各地に西洋発祥のレストランがあり、発祥地と同じクオリティーで本場の味を楽しむ事が出来ます。ミシュランに認定されたレストランは、日本や国際的なピザコンテストでも見つける事が出来ますし、日本のシェフは様々なコンテストでトップクラスの成績を収めています。近年では、日本人女性が仕事をしながらワインの授業を受けたりする事も珍しいことではなくなりました。

西洋の食文化が日本人の生活の一部となってきた例は他にもたくさんあります。今ではたくさんの日本人がヨーロッパの食文化やワインについて、西洋出身の人々と同じくらいの知識を持っています。そして日本人は日常生活の様々なシーンでイタリア・スペイン・アメリカ料理を楽しんでいます。どこのレストランで何料理を食べるか慎重に選んだり、時には自宅でスパゲッティーやステーキを作ったりもします。

日本において西洋の食文化の浸透は容易なことではなく、理解することには時間がかかりました。オムライス、鰹節や明太子を使った和風パスタなど、日本人はまず日本の食文化に合わせた西洋料理を作りました。1970年代にはワンコインワインが広く知れ渡り、安価で飲みやすいボージョレ・ヌーボーが人気となりました。バブル期には高級フランスワインの需要が増えたのです。その後、間の価格帯のワインが多く市場に出回り、今では全ての価格帯のワインが幅広く輸入されています。食の最前線において、ヨーロッパの食や食材を理解することこそ、多くのフュージョンレストランの成功を生み出してきたのです。ワインに寿司や他の日本食を合わせることなど、もはや珍しいことではなくなりました。

一方、西洋では寿司や和牛が日本の食文化の代表的なものとして広く知られるようになりました。日本のウイスキーやラーメンもここ数年でとても有名になり、最近では柚子や山葵という文字をヨーロッパのレストランのメニューで見ることも増えてきました。

Too Internationalは、日本の食文化の広がりは始まったばかりだと考えています。アジアの食文化は西洋の国々でもっと広がりを見せるでしょう。西洋の食文化の浸透には約50〜60年かかったと言われています。現代のグローバルな情報・流通社会の中でもアジアの食文化が西洋の国々に根付くまでには15〜20年かかると思われます。

異なる食文化を理解することは選択肢を増やすことであり、選択肢が多ければ多いほど現地の消費者に合った食事を提供できると考えています。多様性は今後もより求められることであり、アジアの食品・飲料・メニューや調理法はこれからも増え続けることでしょう。このような食文化の発展に携わるパイオニアの力になりたいと考えております。

私たちは、多種多様でグローバルな食品飲料を取り扱う生産者・メーカー・販売代理店・プロモーターと共に協力してまいりたいと思っております。